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第9章 ヌードモデル ー絵画教室ー

20分の休憩を終え、ついたての前に出る春香と雅美
参加者達は、すでに全員席に着いていて、2人のモデルの登場を待っていた。

眼鏡を掛けて、教室を見回す春香
”やだっ！男の人ばっかじゃん”
初めて、参加者達の顔を、はっきりと見る事となる春香
そして、春香の目に、生徒達の姿が映る
”うそっ！総士君と香澄ちゃん、一番前じゃない！”
春香の足がすくむ。

「モデルさん、お願いします」
巧の声で雅美が歩き出した
”ちょっ待ってよ”
慌てて春香も、雅美についていく
さっきまでは気付く事のなかった、参加者達の視線を感じる春香
モデル台の下に着くと、雅美は立ち止まり、バスローブを脱ぎ、女性講師に渡す
参加者達の視線が集まる中、雅美がモデル台へと上がった
春香は今まで通り、バスローブを着たまま、モデル台へと上がる
参加者達の視線は、必然的に雅美の裸体に集中した。

「脱がしますよ」
春香の後ろに立つ女性講師が、耳元で囁く
バスローブの紐が解かれ、春香に緊張が走る
今まで見えなかった、参加者達の顔がハッキリと見えた
女性講師の手により、バスローブが脱がされ、春香の裸が晒される
突き刺さる視線を感じ、恥ずかしさで、春香の体は桜色に染まっていった。

モデル台には、木製の椅子が、2つ並んで用意されていて
1つは、普通に参加者達に向かって置かれ
もう1つは、背もたれが、参加者達に向かって置かれていた
背もたれは、細い棒4本で固定されている
”これって位置的に、私が背もたれの方よね”
春香に不安がよぎる

雅美が椅子の前に立つと、参加者達の視線が集まる
椅子に腰を下ろす雅美
すると、長い両脚が座面にのせられた
両足は、椅子の幅いっぱいに置かれ、花弁が丸見えとなる
参加者達の視線は、雅美の花弁に集中する
手を膝にやり、さらに広げる雅美
「おぉぉー」
感嘆の声が上がる
”雅美、やり過ぎよ”
参加者達の方を見る春香
全員の視線が、雅美のアソコに向けられているのが分かる
生徒達を見ると、3人とも口を開け、目を丸くしていた。