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第11章 エロスの覚醒 ー性的嗜好ー

～アトリエ･SO-SHI～

工房のベッドで、大の字になる福嶋総士(22)と、うつ伏せの斉藤静華(35)
二人は、3度の性交を終え、快楽の余韻に浸っていた。

静華が起き上る
「シャワーを借りるわね」
「あっ、僕も行きます」
総士と静華は全裸のまま、シャワー室へと向かう。
...
シャワーを浴びた静華は、迎えを呼び、帰って行った
イーゼルの前に立ち、満足そうな表情で、キャンバスを見つめる総士
静華をモデルとした、裸婦画は完成していた。

棚から数枚の絵を取出し、壁に立て掛けて眺める総士
「この辺は、全部展示しようかな」
総士は、静華の提案で、初の個展を開く事になったのだ。
...
並べられた絵の中には、総士が高校生の時に描いた、春香と雅美の裸婦画があり
さらに、同級生の香澄とすずの裸婦画もあった
「懐かしいな...」
美大受験のため、総士達は交代でモデルをし、互いの裸を描いた時のものだった。
...
そして、最近描かれた絵が並ぶ
その中には、大人の女になった、香澄の裸の絵があった。