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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第4章 女教師の奮闘 -探偵物語-
♪ガチャ
「はぁすいません突然!はぁ、ひなちゃん大丈夫ですか?」
階段を走ってきた春香は、息を切らせ汗をかいていた
大泉は、春香の汗ばんだ谷間を見つめる
「ひな子さん、かなり飲んじゃって..どうぞ、あがって下さい」
「ご迷惑お掛けします。お邪魔します」
ひな子のいる部屋に入る春香
顔を赤くし、眠るひな子を確認し、部屋を見回す。
ビールの空き缶が、数本散らばっていた
”よかった、無事みたいね”

「あのー警備員の大泉といいます」
「あっご挨拶が遅れてすいません、海野と言います」
「えぇ存じ上げています。学校一の美女と有名ですから」
「やだ、お上手ですね。ひなちゃんが、ご迷惑をお掛けしまして、すいませんでした」
「いぇいぇ楽しく飲んでいたら、突然寝てしまったもんですから、どうしようかと..」

ひな子を起こそうと、体を揺する春香
「ひなちゃん起きなさい」
「んっんー」
起きないひな子
「ひなちゃん..」
「もう少し寝かせて、あげたらどうです」
大泉が言う。
「そういう訳には、いきませんよ」
「ビールでもいかがですか」
「結構です!車ですし」
「じゃアイスティーでもいかがです?」
夜というのに30℃近くある気温の中、走ってきた春香は、喉が渇いていた。
「お水を頂ければ、助かります」
「わかりました」
流し台で、氷を入れたグラスに水をいれ、またしても引出しを開ける大泉
睡眠薬を入れて、かき混ぜる。
思わぬ春香の、邪魔な登場であったが、大泉の次の的となってしまった。

大泉が春香に水を差し出す
「どうぞ」
「有難うございます」
睡眠薬入りの水を、一気に飲み干す春香。
その姿を眺める大泉
”久々に熟れた女を堪能しますか...しかも、これだけの美女とは”

「ところで、海野先生て新婚なんですよね?」
「よくご存知ですね」
「えぇまあ、校内の噂は、勝手に入ってきますから」
時計を見る春香
”そろそろ、須藤さんが来る頃ね!”
「そしたら、盗撮事件の事も知ってますか」
驚く大泉
「えっまあ、少し小耳にはさみましたけど、くっ詳しくは知りません」
大泉の目が泳いでいるのが、春香には分かった
「まったく酷い話です。犯罪ですよね、大泉さんも酷いと思うでしょ」
「えぇ、ゆっ許せませんね!まったく」
”なんて事、言わせんだよこの女。早く眠ってくれよ”
...
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