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私の可愛い変態ペット
第3章  監禁理科準備室







「ふぐぁぁっ…あっ……」



パシャッ…


再び眩い光が視界を覆う。



「素敵よ、明日香先生。とっても醜い顔…」



「もう一枚くらい撮っておこうか…」



そう馨が言うと示し合わせた様に二人は視線を合わせて笑った。



「明日香先生…、今貴女の中にある小瓶ってとても特別なものなんですよ…?コレ、肌にかけたらどうなると思います?」



そんな…。


きっとこの子たちは初めから気付いていたんだ。


劇物指定のシールが貼ってある事も全て承知の上であえてコノ小瓶を選んだのだ。



「そもそもこの理科準備室って、そういう薬品を保管する為にあるんだからね…」



コポォ…


引き抜かれた薬品の小瓶がヌルヌルと濡れて妖しく光る。


馨がゆっくりと慎重に蓋を開ける。



「お…お願いっ…、お願いします。なんでもしますからぁっ…だから助けて……、助けて下さい……」



汗とも涙とも鼻水とも分からないものが顔を流れた。


もうなりふりかまっていられない。


助けて。


助けて。


助けて。









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