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エゴイスト
第2章 第二章


金にも近い茶色の髪が朝陽に照らされ、キラキラと宝石のように輝く。

あいつの居る空間だけが、どこか異世界のように、酷く美しく切り取られている。



――羨望、畏敬、好奇。

女子からも、男子からも浴びせられるその視線に、まるで気付かない。


気怠げに机に突っ伏し、耳にイヤフォンを突っ込む姿は、外界を遮断しているようだ。



「それでさぁ、」

‘‘トモダチ’’がそう声をあげたところで、チャイムが鳴り響いた。

各々席に着いて行く。

私も例外じゃない。



あいつ……、隼人の座る窓側の最後列とは少し遠い、廊下側の真ん中の席。

少し斜め後ろに振り返れば、怠そうなあいつの姿が視界にチラつく。


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