この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君へ贈る愛の唄
第8章 一歩前進

私はリビングへ行き、テレビを観ている拓也の横に座った。


今日も一日が終わろうとしている。

拓也がテレビから目を私へ向けて言った。

「母さん」


「何?」

「やっぱり、働くのやめてくれない?」


「え、どうして?あさって面接に行く事になってるのに」

「頼むからさ。
今までもオレのバイト代と、父さんが遺してくれたお金でなんとかやってこれただろ?」

「そうだけど…」

「オレが来年就職したら、もっと楽させてやれる。だから今は家にいて欲しいんだ」


「拓也…今日何かあったの?」


「いや、別に」

くすっ。

「なんだよ」

拓也はちっとも変わらない。


「そんなに、母さんが心配?」

「うん。すっごく心配」

「そんなに母さんが、好き?」

「あたりまえっ…」

拓也の手が伸びて、私を引き寄せる。
あっという間に私はすっぽり拓也の胸におさまった。

そして、ドキドキ鳴ってる私の胸。

あの夜以来、私達は毎日キスを交わすようになっていた。
/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ