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君へ贈る愛の唄
第1章 ママっ子男子?
「う〜ん、いい天気!」
初秋のすがすがしい空気が、とても心地良かった。
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そして歩いて20分ほどで、イシダ電機に着いた。
私はエスカレーターで上がり、オーディオコーナーを目指す。
「何かお探しですか?」
きょろきょろしていた私は、不意に声を掛けられた。
振り向くと、イケメンの店員さんだった。
「あの、広告で見たCDラジカセを買いに来たんですけど」
「それならこちらですよ!」
店員さんは、ニッコリ笑って案内してくれた。