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君へ贈る愛の唄
第10章 ♪恋人達のペイヴメント
「そうよ。母さん、やっと覚悟ができた…」
私は今拓也に組み敷かれ、緊張感マックスだった。
どくん、どくんと早鐘のように鳴る胸。
「もう止めてやれないよ、母さん」
怖くないと言ったらウソになる。でも私は、拓也を求めていた。
「んっ…っ」
拓也に唇を塞がれた。
熱くて、激しい…。
「母さん…っ」
チュッ、チュパ…
これから私は、拓也とキスから先へ進む。
拓也。
今夜私に、あなたを深く刻んで欲しい。
ずっと
ずっと
忘れないでいたいから……。