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君へ贈る愛の唄
第10章 ♪恋人達のペイヴメント

拓也side

抑え続けた欲望が、一気に吹き出そうとする。


母さんの肌はとても柔らかく、桃の甘い香り。オレはキスを続けながら、母さんの胸を揉んだ。
そして首筋に唇を移して、鎖骨から下に降り、乳首を含み吸いつけば…。

「あっ、だめ」

びくっ!と跳ねる身体。

「母さん、どうして欲しいの?」

オレは母さんを覗き込んで意地悪く聞いた。すると


「…そんなことっ…言えない」

顔を横に背け、恥じらいながら答える。

「ふ、わかった。じゃあ好きにさせてもらう」

「っ…」

そしてオレは自分の身体を下げていった。

「いやっ…ああ、いや…」


母さんの喘ぎ乱れる姿は、オレを更に欲情させてゆく。

「可愛いな…母さん」


やがて母さんの腰が、がくっと落ちるとオレは自分のモノをあてがった。

潤んだ瞳で見つめ合う2人。

指を絡ませ。

息を弾ませ。

オレは母さんの中で…次第に激しく律動した。


「あっ、あんっ、だめ…だめよっ…拓也…!!!」

オレに強くしがみつき、母さんがのけぞる。

「色っぽいよ、もっと…感じて」

「あああっ……」


昇りつめる愛しい母さんを見て、オレはやっと、父さんの代わりになれた喜びに浸っていた…。
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