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永遠に続く恋を……
第21章 これからはずっと ─ side 結城 恒






「ちょっと………待って……っ」


「………待てない。っていうか、もうムリ。どれだけ我慢してたと思ってんの?」



「…………んっ…!」

部屋に入るなり、彼女を抱き締めてソファーに押し倒した。


唇を塞いで、舌を絡める。



………こんなに余裕がなくて、カッコ悪いって分かってるけど………止められない。



キスをした瞬間に、スイッチが入ってしまった。



俺の全部が、彼女を欲しがってる。



リップ音を鳴らして、唇が離れる。


「………はぁっ」

彼女がひとつ大きく息を吐いた。



頬に唇を寄せて、そのまま首筋を啄む。

「………んっ!」



ブラウスのボタンを外して、鎖骨から胸にかけてキスを落としていく。


そして、ブラのホックを外すと直接胸に触れた。



「あ…………んん………」



柔らかくて、手に吸い付くような感触。

突起に指が掠めると彼女の身体は敏感に反応した。



「結城くん………先にシャワー………私、今日外回りで汗かいてるから…………っ!」


そう言って身体を捩る。



「大丈夫だよ」

彼女の首筋に顔を埋める。



控えめな香水の香り。俺の好きな美羽さんの匂い。
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