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第2章 玩具調教

　犬の姿に這い、お尻を突き上げる。
伸ばした手を前後させ、頭を上下に揺らす。
頭の中に二人の男に犯されている淫らな私の姿が浮かぶ。

　「んぐうっ……んううっ─────」

　バイブを咥えた口から声が漏れる。
ダラダラと唇から涎が垂れる。
無意識に腰を振り、喘ぎながらバイブを咥える。
恥ずかしい、恥ずかしいのに……もうイキそう───

　「自分で腰を振ってるんだね。ベッドがギシギシいってるよ、美穂はスケベだね。教えてあげようか……今ね、僕も美穂のやらしい姿を想像してるんだよ。マンコとお口にチンポを咥えた美穂の姿をね」

　謙二の低い声が私の耳を犯す。
やめてっ、恥ずかしいよ、言わないで─────
だからお願い……もっと私を虐めて───

　「ああっ……だめっ、もうイキそう───」

　身体中がジンジンする。
バラバラになりそう……溶けちゃいそう。

　「僕もだよ美穂……。犯されてる美穂の姿と声───僕もすごく気持ちいいよ」

　謙二の声が震えている。
ハアハアと荒い呼吸が聞こえる。
私のやらしい姿に感じてくれてる……。
恥ずかしい、でもすごく嬉しいの。

　「ああっ、謙二さん───一緒に……一緒に、お願い────」
「いいよ、一緒にイこう……。ほら、チンポから口を離さないで──。美穂のやらしい声と音……もっと聞かせて。そう……すごくやらしいよ、美穂」

　頭を激しく揺らしグチュグチュとバイブをしゃぶる。
まるで謙二のものを愛撫しているかのような錯覚に襲われる。
ググッと身体に力が入る。
大きな波が私を一瞬で呑み込んだ。

「ああっ──ひぁっ──」

ピクン、ピクンと身体が跳ねる。
すごい快感……頭の中は真っ白。
私……おかしくなってる。