この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛の儀式/私を調教(おと)してください
第5章 初めての調教

駅前にそびえるタワーホテル。
23階の部屋は上品なクリーム色に染まり、広くて清潔だった。
大きな窓から街を見下ろす。
時刻は午後七時半───────
初冬の夜景は冷たくて幻想的だった。
「綺麗……」と、思わず呟く。

 素敵な週末のムードに胸がドキドキ弾む。
でも、胸が弾むのはそれだけじゃない。
私、これから───────

 「気に入ってくれたかい?───美穂」

 背後からの男の声に我に返る。
聞き慣れた低い声……。
でも、会うのは今日が初めて。

 はい、と答え振り返る。
グレーのスーツ姿の男が革張りのソファーに座っていた。
テーブルには赤ワインとワイングラスが二つ。
そして……真っ赤な首輪が置かれていた。

 「本当に───覚悟はあるんだね?」

 男の低い声が私を濡らす。
うん、と頷くと、男は首輪を手に取りソファーを立った。

男の大きな手が私の首元に伸びる。
恥ずかしさと緊張で身体が震える。
瞳を伏せ身を任せる。
私……もう濡れてる───────

 「思ったとおりだよ……美穂には赤い首輪がよく似合うね」

 低い声で私を辱める男。
彼の名は謙二。
私、これから……謙二に調教されるんだ──────
/36ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ