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透明な鎖
第1章 被虐性愛


「まだイクなよ」


「あぁっ…やあぁぁ…、せんぱっもう…だめ……っ」


言葉も絶え絶えに、先輩にしがみつく。


まだイクななんて言いながら、先輩はあたしの最奥を何度も何度も突いてくる。


……こんな状態で我慢しろなんて……。


「せっかく5年ぶりにこうして繋がってんだから、もっと楽しませて」


そう言って笑った先輩と、目が合った。


……懐かしい。
あの時の記憶が一気に蘇るみたいだ。


最初に繋がった時、初めてで怖がるあたしの手を、先輩はずっと優しく握りしめてくれてた。

あの頃とは先輩もあたしも、すっかり変わってしまったのに。


またこうして繋がれるなんて、夢みたいだ……。


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