この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
透明な鎖
第2章 秘事


昨日あたしを苦しめた二日酔いは、夕方にはすっかり良くなっていた。


週末はいろんなことがあったけど、今日はいつもと変わらず、大学で授業を受けるだけだ。


「愛奈!」


教室で席に座っていると、あたしを見つけた莉緒が隣に来る。


「あ、莉緒、おは……」


「愛奈、ごめんね!」


……え?
あたしの言葉を遮り、莉緒が申し訳なさそうに謝る。

わけがわからないあたしは、ぽかんと莉緒を見つめるしかない。


「あたしもあの時酔ってて、東條さんに愛奈のこと任せちゃって、ほんとごめん!あの後何もされなかった?大丈夫?」


……あぁ、そんなことか。
莉緒、ずっと気にしてたんだ。


「いいよ。それにあの人、実は高校の時の先輩だったんだ」


「え!?そうなの!?」


莉緒がそう言って目を見開く。




/50ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ