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透明な鎖
第2章 秘事
「そんな頼み方じゃダメなことぐらいわかるだろ?」
胸の突起を潰れるくらい強く摘まれ、強い痛みに顔が歪む。
「……れ、蓮の指で、イかせてください。お願いします……」
痛みを堪えながら、必死に言葉を紡ぐ。
けれど、その痛みの強さに比例するように、気分は高揚していく。
蓮の両手があたしの下着にかかり、脚から引き抜いた。
「後ろ向いて」
後手に縛られたままの不自由な格好で、蓮の言う通りに後ろを向き、膝を立てる。
自分の体重で押し付けられていた両手が、解放された。
それでも、きつく縛られた両手は、どれだけ動かしてもビクともしない。
「脚、もっと開け」
蓮の命令に、戸惑いながらも素直に従う。
……恥ずかしい。
蓮に全部、見られてる……。