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第7章 その7 ｺｺだけ長編☆

「…………は〜い何〜……………」
気だるそうな女性の声が返ってきた。


「女の子の友達泊まるんやわ。
構わんゃろ？」

隣の和室にはガラス障子がある。
片方は普通の障子……

ガラス障子が開き、
スウェット姿の50代くらいのベリーショートカットの小柄な痩身女性が顔を出す。
金髪に紫のメッシュ……

「……あら。
カワイイ子〜連れ込む気？」

「ちゃうわ。友達友達（適当）。
寝かしてやってくれんかな」

「良いよ〜。
育ちのよさげなお嬢さんやね。
場所あったらOKなのね？」

拓斗くんが私を見て「やんな？」と言う。