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本日もエロ日和なり
第7章 その7 ココだけ長編☆
下階に降り、
無言で靴を履いてテーブル席横を抜けて走り出てゆく。


「あっ、しおり?!」
拓斗くんの声がしたが、
振り切った。


ドアを閉め、
店内から『痴話喧嘩かぁ〜〜〜』というおじさまの台詞を背後に掛けてゆく。



ストーカー………?
不吉な言葉が過る。

足早になりながら、
脳内はフル回転していた。

でも………
見ず知らずの女を泊めることがそもそも不自然だ。


「見ず知らず、ちゃう」
拓斗くんの声が甦る。


ゾクリ、と背中が粟立った。
ストーカーならば…
思い込みから、
「俺はこの女を知ってる」という思考になるかもしれない。
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