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本日もエロ日和なり
第11章 その11
そんなある日、
加奈恵は施術が終了すると「先生、お世話になりました。
私、主人の転勤で引っ越すことになりまして」


ポカンとしてしまったが、慌てて取り繕う。


「そうなのですか。
転勤とは、大変ですね」咄嗟に当たり障りない返しをすると、
「ちょうど子供が春から中学だし、
区切りにはいいの。
腰痛も殆ど無くなったし……本当にお世話になりましたわ」と頭を下げる。


動揺してしまい、
目がキョドったが。

「先生、よかったら使って下さいな」
グレーのストールをくれた。

ふわりと加奈恵の香りが舞う。
温かくて優しい、柔軟剤のようだ。


彼女はニコニコと微笑み、では失礼します、先生も寒さに気をつけて……
と数回お辞儀をして出て行った。


僕はカメラに撮りためた映像を見ながら、
既に残像となった加奈恵を思い浮かべて自慰に耽る。

下心からカメラを取り付けたから、罰が当たったかな…
自嘲しつつも白い液体を映像の中の加奈恵に向けて放出した…………



〜〜end〜〜
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