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第12章 その12 あっ、ｺｺにも長編が☆

「……あれっ、もしかしてマジでマズイやつ？」
キョトンとした顔で訊かれて俺は頷く。


「…………そっかぁ。
んじゃ、毎日あたしとＨして。そしたら誰にも言わないであげる」


はぁ？脅しか。


「脅しじゃないよ！
あたし、退屈なんだー。
親は仮面フーフだし、友達も上っ面だけだしね」
俺の心を読んだかのように言い訳が入る。


「そんな話、
信じられるわけもない。
しかも毎日だと？
ジョーダンじゃない。
俺は忙しいんだ。金ならやるから」


「……お金いらなぁい。
ウチお金はあるもの。
ねっ、お願い。暇潰しに付き合って」


「嫌だ。俺はすることがあるんだよ」
こんなガキに前途ある未来を潰されて堪るか。
吐き捨てるように断った。