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本日もエロ日和なり
第12章 その12 あっ、ココにも長編が☆
「………んっ……」
浅蜊を口に入れたまま、
葵は俺の唇を塞いだ。
「んんっ」
浅蜊が無理やり押し込まれる。
俺は仕方なく口内に入れて食べた。
「………美味い………
作ったの俺だからな…………」
フッと洩れた。
「自慢?
自分大好き?………ねぇ、おにーさん好き………」
葵は俺の背中に手を回して抱き着いてきた。
まるで草を食むように、
俺の首筋を唇と歯で咬んだ。
「…………それは、
〔好き〕じゃないよ………」
俺はそう溢して、
葵を押し返した。
「もう………止めてくれ。頼む。
きちんと確認しなかったのは俺が悪かった。
だけど、俺は君とはどうこうなれないよ。…性欲だ」
葵はジッと動かず正座している。
「………性欲処理なら、
成人してから幾らでもできる。
頼むから、もう来ないでくれ。鍵もそのまま破棄してよ。寂しさを埋めるためならば、勉強をしろ。
勉学は裏切らない。
した分だけ返ってくる。
なぁ、頼むよ……俺がしたことは………重罪なんだ」
葵は、黙っていたが。
「………わかった…………………」
と頷いて神妙な顔をして鍵をテーブルに置いた。
「ごめんね、おにーさん。あたし、
帰るね!……どうもありがとう………」頭を下げて走って出て行った。
俺はバタン……と閉まったドア音を耳に入れた。
(………誰にも言ったことのない考えを、
説教してしまった………)
浅蜊を口に入れたまま、
葵は俺の唇を塞いだ。
「んんっ」
浅蜊が無理やり押し込まれる。
俺は仕方なく口内に入れて食べた。
「………美味い………
作ったの俺だからな…………」
フッと洩れた。
「自慢?
自分大好き?………ねぇ、おにーさん好き………」
葵は俺の背中に手を回して抱き着いてきた。
まるで草を食むように、
俺の首筋を唇と歯で咬んだ。
「…………それは、
〔好き〕じゃないよ………」
俺はそう溢して、
葵を押し返した。
「もう………止めてくれ。頼む。
きちんと確認しなかったのは俺が悪かった。
だけど、俺は君とはどうこうなれないよ。…性欲だ」
葵はジッと動かず正座している。
「………性欲処理なら、
成人してから幾らでもできる。
頼むから、もう来ないでくれ。鍵もそのまま破棄してよ。寂しさを埋めるためならば、勉強をしろ。
勉学は裏切らない。
した分だけ返ってくる。
なぁ、頼むよ……俺がしたことは………重罪なんだ」
葵は、黙っていたが。
「………わかった…………………」
と頷いて神妙な顔をして鍵をテーブルに置いた。
「ごめんね、おにーさん。あたし、
帰るね!……どうもありがとう………」頭を下げて走って出て行った。
俺はバタン……と閉まったドア音を耳に入れた。
(………誰にも言ったことのない考えを、
説教してしまった………)