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第12章 その12 あっ、ｺｺにも長編が☆

事実、勉強も運動も出来た。

大体のテストは満点だったし、
走っても泳いでも１位だった。


ただ、俺は何処かで『自分は他の子と何か違う』
と感じていた。
15歳の今頃の時期、地元の進学高への試験に受かったのと同時に、『何か違う』の理由を知ることになるのだが。


両親とは血が繋がっていない。
夕飯のあと、
座敷に呼ばれて父親から説明を受けた。

何となくわかっていたし、同級生にも親が再婚して異母兄弟が居るヤツも居たから。
衝撃は受けずに納得した。
『ああ、それで違和感があったのか』と理由が判明したことにより安心したくらいだ。