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本日もエロ日和なり
第12章 その12 あっ、ココにも長編が☆
翌日にはすっかり元気になった。
良かった……
俺はまた病院に泊まり込みの日々だ。
風鈴は窓際に着けた。
たまに風も入ってないのにチリンチリンと鳴る。
少し崩れた丸さの硝子が、そうさせていた。
「健康第一、だよねぇ」
「何が〜」
夜勤中に詰所で美咲さんにボヤく。
「いやぁ、人間健康じゃないとダメだよねぇ…」
「そりゃそうだわ」
俺はふと、
「ねぇ。最近の中学生って荒れてて当然?」
椅子をクルッと回して美咲さんに向く。
「どしたの急に。
そうねー、荒れてて当たり前の年代ではあるわよね」
「吐き出せるタイプと溜め込むタイプ、
2択だとどっちが健康?ああ、メンタル含めて」
「そりゃ吐き出せるほうがまだ良いでしょ。
……あ、でも」
美咲さんは眉間に皺を寄せて「吐き出したからって、良いってもんじゃないわ。吐き出す場所と相手は大事よね。
婦人科に来る子、未成年多いわよ」
見てきたように言うのでドキッとした。
「分かって行動してるなら大丈夫なんだろうけどね。最近って倫理観が追い付かないまま身体だけデカくなるでしょ。自覚ないのよね。
メンタルの話ならあなたのおトモダチのが得意なんじゃな〜〜〜い」
くあ〜っと欠伸をした。
ああ、佳聖のことか………
良かった……
俺はまた病院に泊まり込みの日々だ。
風鈴は窓際に着けた。
たまに風も入ってないのにチリンチリンと鳴る。
少し崩れた丸さの硝子が、そうさせていた。
「健康第一、だよねぇ」
「何が〜」
夜勤中に詰所で美咲さんにボヤく。
「いやぁ、人間健康じゃないとダメだよねぇ…」
「そりゃそうだわ」
俺はふと、
「ねぇ。最近の中学生って荒れてて当然?」
椅子をクルッと回して美咲さんに向く。
「どしたの急に。
そうねー、荒れてて当たり前の年代ではあるわよね」
「吐き出せるタイプと溜め込むタイプ、
2択だとどっちが健康?ああ、メンタル含めて」
「そりゃ吐き出せるほうがまだ良いでしょ。
……あ、でも」
美咲さんは眉間に皺を寄せて「吐き出したからって、良いってもんじゃないわ。吐き出す場所と相手は大事よね。
婦人科に来る子、未成年多いわよ」
見てきたように言うのでドキッとした。
「分かって行動してるなら大丈夫なんだろうけどね。最近って倫理観が追い付かないまま身体だけデカくなるでしょ。自覚ないのよね。
メンタルの話ならあなたのおトモダチのが得意なんじゃな〜〜〜い」
くあ〜っと欠伸をした。
ああ、佳聖のことか………