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本日もエロ日和なり
第13章 その13
「そこまで言ってないでしょー。あ〜あ、やさぐれちゃって…
眉間にシワできてるわよ。祐司くんに嫌われちゃうよ〜」


ぐっ…。
絶賛ケンカ中なだけに、
何も言えない。

「おばちゃんほっぺがお餅だーーー」姪っ子が私の頬を力いっぱい引っ張る。


「ひだだだだ!(痛たたたた)」
マジで痛い。。
だが、落ち込んだ気持ちも姪っ子と居ると紛れる。


姉はエプロンを付けてバタバタと掃除をしている。
私は母親と2人自宅住みで、
姉は旦那さんとともにウチに帰省中。
お義兄さんは午後から母親を買い物に連れて出た。

元旦から何かと騒々しい。

夕方、母親とお義兄さんが帰宅して皆でコタツに入りのんびりしてると…
「優美もいい人いないのぉ?」母がミカンを食べながら問う。

「あーいないいない(嘘)。誰もいませんよ〜」


「でもねぇ、
子供産めるのも今のうちだしねぇ…天国の父さんも嘆いてるわ〜」
「子供は良いですよ!くるみが居ない生活なんて考えられないなー」と義兄。


あ。この流れは嫌だ。

姉は(あんた母さんに紹介もしてないの?)という目で私をジィーッと睨む。

「くるみ、パパだいすきーママもすきー」

「………ちょっとソコまで散歩に行ってきまっす…」私はそそくさと逃げ出した。


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