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本日もエロ日和なり
第14章 その14
彼は左右をチラリと見て、洋子の耳許で(俺の番号っス)と囁いた。
洋子はあまりの展開にびっくりしつつも、
「また、来ますから…」と伝えて買い物カゴをレジへ差し出す。
帰宅して買い物してきた食材袋をリビングに置く。
(……………)
紙を取り出して11桁の番号を眺める。『高津嘉人【タカツヨシト】』と書かれてあった。
何のつもりなのか、分かりかねた。若い子の気まぐれだろうか?あんなイケメンに彼女が居ないはずはない。しかもこんな既婚のおばさんに。
可能性としてあるなら、火遊びだろう。
(だけど……
もしもあの手が私の身体を這うのなら……)
洋子は、
(ダメよ。もしも危ないことに関わってしまったらどうするの…)
と思いながらも自分のガラケーを取り出した。
(からかわれているだけよ)
指は書かれている番号を入力していく。
「友達なら。友達なら、大丈夫」
そう呟いて発信ボタンを押した…………
〜〜end〜〜
洋子はあまりの展開にびっくりしつつも、
「また、来ますから…」と伝えて買い物カゴをレジへ差し出す。
帰宅して買い物してきた食材袋をリビングに置く。
(……………)
紙を取り出して11桁の番号を眺める。『高津嘉人【タカツヨシト】』と書かれてあった。
何のつもりなのか、分かりかねた。若い子の気まぐれだろうか?あんなイケメンに彼女が居ないはずはない。しかもこんな既婚のおばさんに。
可能性としてあるなら、火遊びだろう。
(だけど……
もしもあの手が私の身体を這うのなら……)
洋子は、
(ダメよ。もしも危ないことに関わってしまったらどうするの…)
と思いながらも自分のガラケーを取り出した。
(からかわれているだけよ)
指は書かれている番号を入力していく。
「友達なら。友達なら、大丈夫」
そう呟いて発信ボタンを押した…………
〜〜end〜〜