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本日もエロ日和なり
第17章 その17
日曜日。
波留は昼過ぎに愛美のアパートへ向かう。
スキニーパンツに、
薄紫色のVネックセーターにコートを羽織り車を出す。
カーナビがアパートまで誘導してくれた。
波留の自宅から2つ離れた市だ。
花屋にて愛美が好きな黄色い薔薇の花をブーケにしてもらって、
ケーキと共に持っていく。
ピンポーン。
『はい、今出まーす』
ガチッと扉が開いて愛美と旦那さんらしき男性が迎えてくれた。
―――――――――
「あ、やっぱりそうなんスね愛美は(笑)」
「したでしょ?(笑)あっはっは、
愛美はケーキ焼くと何故か巨大化するのよ」
「ひどい……ワザとじゃないのに」
「なかなか居ないよ、
ケーキ分量通り焼いて倍になる人。
いいじゃん倍になるなら、ラッキーだわ(笑)」
早くも政宗くんと打ち解けて愛美の〔不本意なケーキマジック〕をイジる。
政宗くんは、
身体は細くて背も低め。切れ長の目に流行りの明るめツーブロックヘアがよく似合っていた。
話してみると気さくで、
落ち着いている。
温かく優しそうだ。
良いパパになりそう……
1・2階ワンセットのアパートの部屋も、
既に家庭感が溢れている。小さいけれどあったかい部屋………
(いいなぁ。あたしも結婚したいな……)
しみじみ噛みしめていると、
インターホンが鳴った。
「あっ来たな♪」
政宗くんが出る。
2人の男性が入ってきた。
政宗くんの先輩と、
同僚なのだそう。
「田畑【タバタ】です〜」
「叶井【カナイ】です」
「あっ、どうも初めまして。愛美の友人の西野です」
2人共に大工さんだからか、ガタイがいい。
スポーツマンみたいに明るい。
波留は昼過ぎに愛美のアパートへ向かう。
スキニーパンツに、
薄紫色のVネックセーターにコートを羽織り車を出す。
カーナビがアパートまで誘導してくれた。
波留の自宅から2つ離れた市だ。
花屋にて愛美が好きな黄色い薔薇の花をブーケにしてもらって、
ケーキと共に持っていく。
ピンポーン。
『はい、今出まーす』
ガチッと扉が開いて愛美と旦那さんらしき男性が迎えてくれた。
―――――――――
「あ、やっぱりそうなんスね愛美は(笑)」
「したでしょ?(笑)あっはっは、
愛美はケーキ焼くと何故か巨大化するのよ」
「ひどい……ワザとじゃないのに」
「なかなか居ないよ、
ケーキ分量通り焼いて倍になる人。
いいじゃん倍になるなら、ラッキーだわ(笑)」
早くも政宗くんと打ち解けて愛美の〔不本意なケーキマジック〕をイジる。
政宗くんは、
身体は細くて背も低め。切れ長の目に流行りの明るめツーブロックヘアがよく似合っていた。
話してみると気さくで、
落ち着いている。
温かく優しそうだ。
良いパパになりそう……
1・2階ワンセットのアパートの部屋も、
既に家庭感が溢れている。小さいけれどあったかい部屋………
(いいなぁ。あたしも結婚したいな……)
しみじみ噛みしめていると、
インターホンが鳴った。
「あっ来たな♪」
政宗くんが出る。
2人の男性が入ってきた。
政宗くんの先輩と、
同僚なのだそう。
「田畑【タバタ】です〜」
「叶井【カナイ】です」
「あっ、どうも初めまして。愛美の友人の西野です」
2人共に大工さんだからか、ガタイがいい。
スポーツマンみたいに明るい。