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本日もエロ日和なり
第18章 その18
若い頃は、
まだ正義感や義務感もあり……
『真実をありのまま、
メディアを通して伝えるのが使命だ!』
と意気込みがあった。
それも先輩や上司の左遷・出向→事実上クビなどを見ているうちに、
馬鹿馬鹿しくなった。
俺らは駒なのだ。
『会社の意向に刃向かうと、
どうなるか』
を目の当たりにして…
『駒でいい』と思うようになった。
情けないかもしれないが、俺は甘んじて駒になった。
守るべき存在がいるから………
「ただいまー…」
自宅マンションに帰宅する。
毎日午前様は当たり前だ。
静かに起こさないように、そっと入る。
リビングのテーブル上にはラップをかけた食事がある。
(夕美【ユミ】…………)
高崎夕美【タカサキユミ】とは、付き合って2年だ。
10歳も下の26歳。
派手さはないが、
愛嬌がありかわいい。
腰が低く、俺が休みなく働いても文句も言わない。
旅行すら連れてってやれないというのに。
まだ正義感や義務感もあり……
『真実をありのまま、
メディアを通して伝えるのが使命だ!』
と意気込みがあった。
それも先輩や上司の左遷・出向→事実上クビなどを見ているうちに、
馬鹿馬鹿しくなった。
俺らは駒なのだ。
『会社の意向に刃向かうと、
どうなるか』
を目の当たりにして…
『駒でいい』と思うようになった。
情けないかもしれないが、俺は甘んじて駒になった。
守るべき存在がいるから………
「ただいまー…」
自宅マンションに帰宅する。
毎日午前様は当たり前だ。
静かに起こさないように、そっと入る。
リビングのテーブル上にはラップをかけた食事がある。
(夕美【ユミ】…………)
高崎夕美【タカサキユミ】とは、付き合って2年だ。
10歳も下の26歳。
派手さはないが、
愛嬌がありかわいい。
腰が低く、俺が休みなく働いても文句も言わない。
旅行すら連れてってやれないというのに。