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本日もエロ日和なり
第18章 その18
村井は実は大学時代からサークルで知っている友人だ。
奇しくも同じ会社に入社した。
村井は報道部の社員で、
同い年にしてテレビディレクターをしているエリートだ。
「ああ、久しぶりだな。どうしたって?」
「人が変わったように活き活きしてるって、
お前んとこの倉崎【クラサキ】部長が言ってたよ(笑)」
うちの社は、
媒体により部署が分かれている。
俺は地方紙の記者である。
テレビ番組制作も社内でしており、
言わばそちらがメインなのだが……
村井はテレビ番組制作部のディレクター。
俺は地方紙のしがない記者だった。
地方局だけに、
出世コース・花形部署が明確に分かるのだ。
青臭さは封印したのに、
やはり男だ。
出世欲や名誉欲は激しい。
村井には表向きは『俺は駒だよ〜』
と興味がない素振りをしていたが、
実は妬んでもいた。
奇しくも同じ会社に入社した。
村井は報道部の社員で、
同い年にしてテレビディレクターをしているエリートだ。
「ああ、久しぶりだな。どうしたって?」
「人が変わったように活き活きしてるって、
お前んとこの倉崎【クラサキ】部長が言ってたよ(笑)」
うちの社は、
媒体により部署が分かれている。
俺は地方紙の記者である。
テレビ番組制作も社内でしており、
言わばそちらがメインなのだが……
村井はテレビ番組制作部のディレクター。
俺は地方紙のしがない記者だった。
地方局だけに、
出世コース・花形部署が明確に分かるのだ。
青臭さは封印したのに、
やはり男だ。
出世欲や名誉欲は激しい。
村井には表向きは『俺は駒だよ〜』
と興味がない素振りをしていたが、
実は妬んでもいた。