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本日もエロ日和なり
第21章 その21
屈託なくそう話し、

オレは「あなたのように可愛くて優しい子でも、
彼と別れるんだね…

オレなら離さないけどなぁ(苦笑)」

とおべっかがスルリと出た。


夕夏も真に受けるほど純じゃ無さそうだ。


含み笑いを見せて、
「じゃ離さないでもらっちゃおっかな〜〜〜♪」
と自ら踏み込んできた。


聞けば――まだ若いのもあるんだろう―――
仕事をしたくて結婚願望は無いのだと言う。


元々は建築士になりたくて工学部の建築科志望だったけれど、
親がコースを決めてしまい……
進みたい方向には行かせてくれず、大学は公立の商学部だったという。


「せめて、建築に携わる仕事に就きたくて。
事務だけれど……
補佐をしていると楽しいの。少しでも長く続けたいの」
と微笑んだ。



服を着たままホテルのベッドに押し倒すと、
夕夏はオレの背中に手を回して撫で擦りながら唇を合わせた。


「ん………」
香水の甘い香りが鼻腔をくすぐる。


オレは夕夏の服を1枚ずつ脱がし、
自分も順に脱いでいく。


夕夏は細く、
色白の肢体に黒レースのスリップを着ている。

シャワーを浴びたいから、と夕夏は先に浴室へと向かった。


オレはバスタオルを体に巻き付けて出てきた夕夏を見て、
体じゅうの血液が股間に集中するような感覚で興奮した。

手早くシャワーを浴び、
ベッドへ向かう。


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