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第24章 その24 あれれ、ｺｺにも長編発見☆

アヤベとこういう関係を持ってからピルを服用している遼子に、
『念のため』
とゴムを装着するほどだ。


悪人ならば、
そもそもセフレの関係でゴムを使用しないだろう。
職業や年齢も全て嘘の可能性もあるのだから……

（無茶なプレイはしないだろうな…）


遼子は今度する時はアナルしようと約束した。



―――――――――――

次の日、
セールスのため何軒も歩き回って帰宅した夜。

インターホンが鳴り、
夫が帰宅した。

「おかえりー」

「ただいま〜。」
よいしょ、っと仕事用バッグを自室に仕舞っている。
「ご飯は？」

「軽く欲しいかな。
タナカさんと駅で食べてきたんだ」
タナカさんとは夫の会社の先輩男性だ。


「お茶漬けでいい？
サラダ作ろうか？」

「うん、サラダ…も頼むわ〜」
パパッとキャベツを細かく切り、マヨネーズと塩を混ぜ和える。


リビングにてソファーに座り、
夫が食べている隣で自分もサラダだけ食べる。
「あ。
お義母さんからメールあったよ。美羽ちゃんの誕生会」

「あ！
……忘れてたなぁ〜〜〜。美羽、4月かー。」
他愛ない会話をして別々に入浴し、
寝室にてダブルベッドに入る。

しばらくして、
夫の寝息が聞こえて遼子も眠りに落ちた。。