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本日もエロ日和なり
第26章 その26
「ハダさーん、
洗車いってくれますかぁー??」
22歳の女性従業員・三倉明音【ミクラアノン】がノリ良く久志に伝える。
「はいはーい、
了解です〜」
ギャルのアノン。
派手な巻き髪にギャルメイク。
明るくかわいい。
ガソスタにはこういう若くて明るい女子スタッフが看板娘として働いているのが常。
(そりゃそーだ、
俺だって俺に接客されるよりギャルのがいいさ)
久志はアノンにつられ、
足どりも軽やかに洗車場に向かう。
「いらっしゃいませー♪
お客様、
キーをお貸し願います」
「ああ、頼むよ」
威厳のある60がらみの男性。
車はクラウン………
運転席に乗り込み、
車を洗車スペースに移動する。
(乗り心地半端なくいいな…)
―――リストラされたメーカーの先輩が乗っていた。あのまま雇用されていたら……
俺もクラウンぐらいは乗れてたかな………
友人たちからの心配を混ぜた見下しを受け、
親戚からは『なぜ、もっと早くミキエさん(←母)の世話を頼まなかったの!』と叱責され…
半ば自棄でガソスタに申し込んだ。
妻は元々ミキエと折り合いが悪く、
世話をしてくれたが…ノイローゼ気味になりメンタルクリニックに通っている。
娘の笑顔だけが俺を責めずに温めてくれた。
洗車いってくれますかぁー??」
22歳の女性従業員・三倉明音【ミクラアノン】がノリ良く久志に伝える。
「はいはーい、
了解です〜」
ギャルのアノン。
派手な巻き髪にギャルメイク。
明るくかわいい。
ガソスタにはこういう若くて明るい女子スタッフが看板娘として働いているのが常。
(そりゃそーだ、
俺だって俺に接客されるよりギャルのがいいさ)
久志はアノンにつられ、
足どりも軽やかに洗車場に向かう。
「いらっしゃいませー♪
お客様、
キーをお貸し願います」
「ああ、頼むよ」
威厳のある60がらみの男性。
車はクラウン………
運転席に乗り込み、
車を洗車スペースに移動する。
(乗り心地半端なくいいな…)
―――リストラされたメーカーの先輩が乗っていた。あのまま雇用されていたら……
俺もクラウンぐらいは乗れてたかな………
友人たちからの心配を混ぜた見下しを受け、
親戚からは『なぜ、もっと早くミキエさん(←母)の世話を頼まなかったの!』と叱責され…
半ば自棄でガソスタに申し込んだ。
妻は元々ミキエと折り合いが悪く、
世話をしてくれたが…ノイローゼ気味になりメンタルクリニックに通っている。
娘の笑顔だけが俺を責めずに温めてくれた。