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本日もエロ日和なり
第29章 その29
昨年の今頃、
一目惚れした。
店頭に並んだどの娘よりも可愛いかった。
すぐ一括払いで購入した。


目が合った瞬間、
僕は波月に心奪われた。
55万円なんて安いものだ。
それからストーリー通りに、誕生日だけ逢えるのを楽しみにしてきた。
いつも心配してくれて、声を掛けてくれる波月。
彼女が居るだけで仕事を頑張れるのだ。

『グガガガガ~~~~~……』

姉のイビキが、
僕と波月の蜜な時間を思いっきり邪魔してくる。
最早地響きレベルの轟音だ。



1年に一度だけなのに、
なぜ今夜わざわざ嫌がらせに来るかなぁ…………

「………………………」
あ。マズイ。

波月がだんまりになった。



僕は焦る。


波月の誕生日に、
不機嫌にさせてしまうなんて…………
僕は姉ちゃんが寝っ転がるマットレスに近寄った。


ミニスカートは腰までズリ上がっており、
エロいというより滑稽だ。

黒いレースのパンツが丸見え。

(こーゆー部分はさすがに女なんだなぁ)
ふと思う。
「ねぇ、まだ?」
背後から波月が急かす。

振り返ると、テーブルの上でキャンドルに照らされた波月がジッと見つめてきた。



『………………!!』
心臓がバクバク鳴る。
同時にチンコが倍増するかってくらい膨らむ。

波月の瞳に見つめられ、
僕は昇天しそうだ。





『待ってね、本当にごめん……』
波月に興奮を気取られないように、
姉ちゃんのパンツをずり下ろした。




『………………………』
は?

一瞬、ポカンとしてしまう。

成人女性にあるはずの恥毛が無い……
『あ。あれか』
以前テレビ番組でモデルの女子が「アンダーヘアのお手入れが~」とか言ってた。
ワックスで脱毛するのだとか。

なるほど。この姉ならばいち早く脱毛するだろう。

流行→ステータスだと思っている単細胞だ。


「…………あれ?
お姉さん、ツルツルしててキレイなんだね」

波月が戸惑いの声を出す。

『…………だね。』
何と言っていいか分からずとりあえず同調する僕。



「私も一緒だわ……」

囁くような小声に、僕の耳は釘付けになってしまった。

____え。
波月も同じ…………


顔がカッと熱くなる。

波月のあそこなんて、
見たいと思ったことがない。
いつだって彼女は僕の憧れ。
勃起することさえ恥ずかしいのに。










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