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本日もエロ日和なり
第29章 その29
波月をそーっと手に包む。


そしてソファーの横のテーブルの上に置いた。

キャンドルと並べて。


『……………はあぁ………』
チンコが疼く。
ニョキニョキと膨らむ。


僕は冷蔵庫を開き、
白い箱を取り出した。


波月たんの前で蓋を開ける。

『誕生日おめでとう、波月たん』

「ありがとう………嬉しい」
波月は素直だ。いつも小声で控えめだけど、
必ず僕に話しかけてくれる。

目が潤んでいる。

『1年で今日がいちばん大切な日だよ。
生まれてきてくれて、ありがとう』
僕は感極まり自分の言葉に涙が流れた。

「有くん、本当に優しいね」


紫の着物から覗く白い襦袢。

波月の白い太ももは美しい。


「有くん、抱いてほしいな………」

『僕もそうしたいと思ってた。
波月…………』


僕はパンツと短パンを勢いよく下ろした。


___ぐがががーーーッ。
一段と大きなイビキが響いた。


『……………………くそう……』
部屋の隅で異物(姉)が邪魔をする。


見ると、ゴロンと寝返りを打った。
スカートが捲れて黒いパンツが丸見えだ。

フガガガガ~~~。

寝入ってる姉。


「有くん、早く…………」

いけない、波月を待たせてしまった。
最高のバースデーにしたいのに。
「お姉さん………お邪魔ね?」



『ごめん、波月たん………』

「いいの、優しい有くんだもん。
お姉さんが来て断れないのよね?」
波月はやっぱりよく分かってくれてる。


『うん………今夜くるなんて思わなかったからさ』

波月の誕生時間は、
8月2日の深夜2時だ。
一ヶ月以上前から待ち切れないほどだった。

なのに、あの姉………

「優しい有くんにはムリかなぁ?
お姉さん、下着丸見えね………あの中どうなってるのかなぁ」

波月がため息を吐いた。

切ない表情。

ダメだ。
せっかくの波月のバースデーに、あんな姉が居ては台無しだ。

「なあんて、嘘ウソ」

波月が悲しげに笑う。

気を遣われちゃってる。

『見たい?姉ちゃんのパンツの中身』
波月に詫びを込めて、
何かしてあげなきゃ。




波月は大人しい割に、
14歳という年齢らしくて好奇心旺盛。















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