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呟きたい
第26章 姿勢②

「大切な人への接し方に答えなんてなく、どんなに沢山の人間像を書いたところで果てしない」

「そうだな」

「ただ一つ言えるのは、愛する人を思ってやったことは全て後悔しちゃいけない。そこには虚しさと自己嫌悪しか生まれないから……だってさ。深いね」

「お前はどう思う」

「んー、愛し方に答えはあるんじゃない。それは最善策って名前が相応しいかもしれないけど」

「最善策か」

「桃ちゃん後悔したことある? 多分これは類沢ちゃんへの皮肉だよね」

「瑞季に対するアレか。そうだな……後悔。後悔か」

「まず桃ちゃんは人を好きになんないか」

「人をなんだと思ってる」

「沢山傷つけるのは避けらんなくて、けどそのとき背中を押したがばかりに愛する人を死に追いやったりしちゃったら……するのかな。後悔」

「タヤは?」

「しないよ、させない」

「そうか。へえ」

「ナニ笑ってんの。桃ちゃん不埒~」

「やめろ、それ」
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