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第5章 蜜の時間

四人でプレイルームで戯れる男女をマジックミラー越しで見学したりもした。

セックスがこんなに間近で見れる事は、刺激的だった。
興奮して、エッチな気分にもなった。
アソコがキュンキュンしだし、やらしい妄想が頭の中で駆け巡り、
人に見られながらも、セックスをする男女の姿に釘付けになる。

全裸になり、重なり合う。
胸を揉まれながら、正常位で挿入されて喘ぎ、一心不乱に求め合う姿。

セックスしている時の表情は人それぞれなんだろうけど、
臨場感が伝わり、エッチな気分を盛り上げる。

アソコがしっとり濡れてしまうのは、仕方ない。

ある程度、人のセックスを見て、席に戻る。

ドキドキしたけど、得した気分になった。

こんな場所があるなんてね‥‥‥
虜になりそう。


あくまでも見学。
夏樹を裏切らないと誓った私は、その姿勢を崩さない。


でも‥‥
感化されたのか？
酒の勢いなのか？
好みの男性だったのか？
欲求を満たしたかったのか？

席に戻った理奈は、いつの間かテルと抱き合い、ディープキスを交わしていた。

「あっ‥」

「うっ‥」

と短く喘ぐ理奈の声が、私の耳に届く。