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初めて知る痴愛の味
第5章 気持ちを懐かしむということ
翔子は他の友人との会話を終えてから私をパーティー会場の外へと連れだした
そして彼女から口を開き
「実はね、昔ばなしとか今のお話とか色々と話したいことがあったから二人きりにさせてもらったんだ」と言う
私自身も昔ばなしやら今の話をしたいという気持ちは一緒なのだが彼女の様子は少し違ったことを話すように見えた

楽しげという訳ではなく彼女の緊張が空気を伝ってこっちにも届いている
だけれども「そうか」と状況を掴めていないため小さめの声で返すしかなかった


「率直に言うけどね私高校から大学生まで昭雄君のことがずっと好きだったの」


この言葉を聞いた瞬間私の脳は混乱していた

というのも当時翔子が自分のことを好きだなんて気が付かなかったためにかなり驚いているため、また、好きな気持ちが今の今まで続いてる訳ではないからなんでこの時に打ち明けたのかという疑問が湧いたためであった

「な、なんで今になって告白したんだ?」と混乱しながら必死に返す


「本当はね、高校か大学を卒業するときに告白しようって決めてたんだ。でも、勇気がなくて伝えられなかったんだよね」そこで区切り、私は翔子が湧いてくる感情を必死に抑えようとしていることに気が付く

押し留めてから再び口を開けて
「それからすっごく後悔したの伝えられなかったこともそうだけれど、打ち明けてたら昭雄君に例え振られててもこの気持ちが晴れたんだろうって」

「翔子・・・」と名前を呼ぶことしかできない

「安心してねこれは自分の気持ちを晴らすための儀式みたいなものだから君への恋愛感情も忘れちゃった」

その言葉を聞いて「気持ちは晴れたか?」と質問を投げかけてみる

「うん、ありがとうそれにしても当時から変わらないよね結婚はしてるの?昭雄君かっこいいから相手はもういるのかな」と張りつめた空気を一変させて今の話題へと移る

「いいや実は結婚を一度も経験してないんだよ翔子こそ結婚してるのか?」

「うん、13年前に旦那と知り合って今は子供が2人いるよ上が12で下が10」その翔子の言葉を聞いてよりほっとしたし、同級生だった女の子がもう2児の母ということに時間の経過を感じたのだった
「大きいなあ、あと3年したらうちの高校に入ってくるかもしれないなあ」と笑顔で返す

「昭雄君は先生になったんだねそれなら子供を任せても安心だ」
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