この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初めて知る痴愛の味
第11章 伝えること動くこと
その日から学校に行くことが楽しいと以前よりもはっきりと感じることが出来た
気が付くと先生のことをずっと見ていることもあるし、笑顔でいることも増えたと思う

でも彼女は昭雄のことをみていることしかできなかった
初めての恋であるということ、このクラスの担任であるからこの先も一緒に生活していくことになる、そんなことを考えてしまうと怖さで思いを伝える勇気が全然湧いてこなかった

それでも彼女は昭雄のことを考える機会が日に日に増えていって抑えていた気持ちも段々我慢することが出来なくなってきていた
だから告白しようと彼女が考えていたかと言うとそうでは無かった
とにかく相手のことが知りたかったので昭雄の元へ行って何度か話しかけに行くのだった
勿論好きな人について直接聞くなんてことはできなかったのでそれとなく尋ねる


一年生の頃から担任として知っていたので話しかけている時、昭雄先生がどこか上の空であることを感じ取ることはできた
質問にはちゃんと答えてくれてはいるのだけれどもなんだか魂を抜き取られた様なそんな風に見えた
何かあったんだろうか?そんな疑問をぶつけてみても先生は少しの間だけ我に返り
「なんでもないよ」と笑って返し、また少ししたら元に戻ってしまう


こんなことがあってなんだか不思議な気持ちになった
先生のことが好きなのは変わらないけれども、なんかそれ以上に別のなにかが私の中にある

彼女自身の中で心配という気持ちは実感できた先生の身の回りで良くないことが起こったのかもしれないと想像すると自然ではあったのだが、これだけでは無い
先生がどこか遠くへ行ってしまうのではないだろうかそんなことまで考えていたのだった
勿論遠くへ行くことなんてないのだけれどもこの時期のあまり視野の広くない子としてはこんなふうに考えてしまうのも全く不思議では無かった

不安を一度感じてしまうといてもたってもいられない
彼女が自身の気持ちを伝えて遠くへ行かない様に繋ぎ止めなければとこの頃から告白することを考え始めていた
でも初めての恋なのでそんなにスムーズに事は運ばない
なによりも怖かった
拒絶された時のことを考えると彼女は立ち直れる自信が無いのだ
なのでそれとなく友達に相談することにした

長い長い梅雨が始まって学校内も暗くて静かな雰囲気に包まれていた時のことである
/84ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ