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ドアの隙間
第2章 夏の夜
蒸し暑い夜だった。夫の悟史は隣でで寝息を立てている。暑くて目が覚めてしまった私は冷たいものが欲しくなり、階段を降りてキッチンへ向かった。
薄暗いリビングを通ると、義父母の寝室から薄く灯りが漏れている。
深夜2時過ぎだ。キッチンで水を飲み、再びリビングへ戻った私は、その灯りに導かれるようにドアに近づいていった。
微かな冷気はエアコンをつけているせいだろう。冷え性の義母が消し忘れたのかと思い、少し開いた隙間から中を覗いてみた。
えっ?
目の前にある光景がすぐには理解できない。
まさか……
二人掛けのソファに、目隠しをされ、白い布で猿ぐつわをされた義母がいた。全裸だった。そしてその白い膝を押し開き、陰部に顔を埋めて頭を上下させている義父。
「んンンッ…」
義母は両手を縛られていた。
卑猥な吸着音が耳に届く。
「ンンッ…んンンッ…」
「葉子……あぁ……」
義父の頭が弧を描いている。
「んんンンンッ…うぅッ…うぅ……」
義母の腰がガクガクと震えだした。
「……葉子……そろそろか」
「ンンッ…んんンンッ……」
目が離せなかった。鼓動が聞こえる程胸が高鳴った。
それは、日頃の二人からはとても想像できない姿だった。
薄暗いリビングを通ると、義父母の寝室から薄く灯りが漏れている。
深夜2時過ぎだ。キッチンで水を飲み、再びリビングへ戻った私は、その灯りに導かれるようにドアに近づいていった。
微かな冷気はエアコンをつけているせいだろう。冷え性の義母が消し忘れたのかと思い、少し開いた隙間から中を覗いてみた。
えっ?
目の前にある光景がすぐには理解できない。
まさか……
二人掛けのソファに、目隠しをされ、白い布で猿ぐつわをされた義母がいた。全裸だった。そしてその白い膝を押し開き、陰部に顔を埋めて頭を上下させている義父。
「んンンッ…」
義母は両手を縛られていた。
卑猥な吸着音が耳に届く。
「ンンッ…んンンッ…」
「葉子……あぁ……」
義父の頭が弧を描いている。
「んんンンンッ…うぅッ…うぅ……」
義母の腰がガクガクと震えだした。
「……葉子……そろそろか」
「ンンッ…んんンンッ……」
目が離せなかった。鼓動が聞こえる程胸が高鳴った。
それは、日頃の二人からはとても想像できない姿だった。