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ドアの隙間
第9章 ふたり
私は尻を突き出し、両手で陰部を開いて懇願した。

「……じっとしてるんだよ、いいね」

「はっ、あっ、ああっ、……あぁ……す、凄い、凄くおっきい……はぁぁん、もっと、もっと奥まできて、あ、あ、ああ……」

卑猥な台詞を口走っていた。私はこんな女だっただろうか。

「抜かないで、お願い、もっと、もっと中まで……」

彼は私を確かめるようにゆっくりと侵入し、奥を甘くほぐしていった。僅かな痛みはすぐに消え、久しぶりの男を受け入れる為にたらたらと蜜が零れた。

「……君が欲しかった」

「私も、私も……」

彼は急ぐことなく導いていく。私の上体を起こし、乳房を撫で、蕾を刺激して私を翻弄する。うなじを舐め、耳を食み、身体中に愛を注いでいった。

「……愛してる、愛してるの……」

「わかってる、わかってるよ奈津美」

蕩けていく。満たされていく。

「はっ、ああっ……ああっ」

踊るように二人で腰をくねらせる。押し付けては引き、密着して擦りあった。繋がったまま向き合い、更に深く確かめあった。

「離さないよ、もう二度と」

「は、離れない……んあぁぁ……」

彼は私を鳴かせ、怯えさせ、歓喜へと誘って行く。彼に命じられるままに、私は下品な言葉を何度も口にした。

「それが君だよ、私の前ではそれでいい。ここは私だけのものだからね」

決して激しくはなかった。私達は急がなかった。深く見つめ合い、抱き合い、舌を絡ませ合った。何度もアクメに達していた私は、力を蓄えた彼がその時を迎えるのを感じた。

「ひ、洋さん……あ、あぁ、熱い、熱いわ……」

「奈津美……、ううっ、幸せにするよ……」

「幸せよ……わ、私、幸せ……ああっ、あなた、凄い、きて、きて、きて……」

「う、うぐっ……んんっ……」


微睡みの中、満たされた顔で微笑んだ私達は、流れ出る精液の滴りを確かめた。私達はそのままバスルームへいき、そこで激しく交わった。
離れていた時間を全て取戻すかのようだった。
彼は私の乳房に歯を立てて抱きしめ、私は、彼の尻を抱えて肉棒を頬張った。
互いを貪り、愛を貪った。

「もっと、もっと突いて、……あっ、そこ、そこ、そこを……」

私は狂ったように彼を求めた。そして彼は私以上に私を求めた。
極上の幸せだった。永遠の幸せを疑わなかった。

愛してる、愛してる……





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