この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第14章 お友達?
バレた?何が??どうしたのかしら?何がバレたなの?

「ほら、もうそこまで来てる。早く帰って仲直りした方がいいよ。」

と、池ノ内さんが後ろを向いた先には、知らない男性の姿があった。

「????」
誰かしら??


「だから言ったじゃん。男漁るのもいい加減にしなよって…。もう、庇いきれないから。」

はひふへほ?


知らない男性は「行くぞ」と言って私の鞄を掴み、空いた方の手で私の腕を掴むと、そのまま引き摺るように、店の外に向かって歩き初めた。

「ま、ま、待って!」

大急ぎで靴を履いたものの、片方だけしか履ききれずに、残りは何処かへ転がってゆく。

「彼女と遊ぶと、いつもこうなんですよ。処女っぽく見えるのは見た目だけで………。」

と、声が聞こえてくる。どうしよう。どうしよう。店内で騒いだらご迷惑になってしまうだろう…。でも、でも…。

そう思っていると「待って!」と笹木さんに呼び止められた。

良かった…。笹木さんっ。また助けに来てくれたのね?ありがとう…。

「コート、忘れてるよ。はい。」


笹木さんは私にコートを渡すと、「ちゃんとしなよ。」と小声で告げてさっさと行ってしまった。


待って!何でこうなるの?呆気にとられながら店外へと連れ出され、そのまま少しの距離を、引き摺られるがままに歩いた。
/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ