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私は犬
第16章 人並みになりたい*
「大丈夫……。」

気だるくて、そう伝えるのがやっとで、髪を撫でる手が心地よくて。瞼が自然に下がってしまう…。

「なぁ。お前、風呂は?」

音羽さんの声に、ゆっくり瞼を開くと、微笑みを湛えた優しい瞳に覗き込まれていた。

どうしようかしら。頭がすごくポーッとするの……。 …………。服脱がなくちゃ……。


・・・・・・・・・・・・・・

暖かい布団に包まれながら、ゆっくりと意識が浮上する。もう朝がきちゃった。身体が怠くてまだ起きたくない。

昨夜は素敵な夢をみた。浴槽の中で、腰の辺りまでのお湯に気持ちよく浸る、そんな夢。

背中の後ろには音羽さんがいて、背もたれのように私を包んでくれていて。膣の中にいっぱい何かが詰め込まれているのだけれども、おマンコがとても気持ちよくて…。

背後からギュッとバグされながら、頬を寄せられて

「なあ、そんなに気持ちいいの?」

って聞かれるから、「溶けちゃいそう。」って答えるの。

膣の中のものは、時々小さく動いて、そのたびにズーンとお腹の奥に衝動が広がって、逃げようと身をよじるたびに、おマンコからゆるゆると心地よさが広がる。

クスクスとした笑い声が響いて、

「なぁ。俺たち結婚しない?」

って、いっぱいキスしながら聞いてくるのがくすぐったくて、

「それも素敵ね。」

って、笑いながら答えた。このままもう一度眠れば、続きが見られるかしら?
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