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私は犬
第21章 赤い紐*
「お前、誰に縛られちゃったの?」

「音羽さん…。」

「違うだろ?この前教えたろ?」

「……ゆーしさん…。」

そう答えると頭を撫でられて、正解だったと安堵する。ゆーしさんの手が縄の下のパジャマをグイと押し広げ、おっぱいが剥き出しになった。見られたくなくて、思わず眉間に力が入る…。

「おっぱい見られたくない?なんで?」

目を見つめながら、優しくそう問われた。

「小さいの。あと……。乳首がヘコんでるの…。だから、本当は見ないで欲しい…。」

思いきってそう告げると

「これがスゲー可愛いって分かってる?ピンク色で、感じると赤くなって飛び出してくる。ほら、見てろ。」

そう言って乳首を優しく舐め始めた。舐めてチューっと吸われると、先端がぴょこんと顔を出す。

「な?可愛いだろ?」

自分ではちっともそう思えないけれど。どうなんだろう?

「俺にとっては可愛いんだよ。コレ、もっとヘっコまねーかな…。」

そう言って、乳首をおっぱいに埋め込むように、指先でグイグイ押し込んだ。

「やっ…。」

「………なぁ。嫌って言ったらどうなんの?」

………。お仕置きされちゃう…。

「次言ったら手縛る。いいな。」

一方的にそう告げられて、頷き返す事しかできない。怖くされたらどうしよう…。打たれたら………。

「はぁ〜っ。そんな顔すんなよ…。俺、ヤバい…。」

ヤバいって何が?
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