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私は犬
第30章 主導権*
「俺、ちょっと出掛けてくる。このまま留守番しとけ。」

「ちょっとっ!待ってっ!」

こんな格好のまま置いていかれたら、私、どうなっちゃうの?

有史さんは動揺する私を抱きしめながら、宥めるように耳元で優しく囁いた。

「2〜30分で戻る。このままいい子にしとけ。出来るな?」

出来るとか出来ないの問題じゃないでしょ。何を考えて…

「頼むから、言うこと聞けよ…。」

よく分からないまま承諾させられて、有史さんはオデコにキスを落とすと、納戸を出ていった。

2〜30分…。待って待てない事は無いかもしれない…。でも…無茶な姿勢を続ける身体が辛くて、小さく震える度に引っ張られた乳首からチリンと鈴音がして、ビリビリと電気が走る。

堪らず腰を捩ると、股縄が食い込んで、その刺激で思わずおマンコに力が入ると、膣が偽物おチンコを強く締め付けて、中から甘い快感が広がる。快感で身体が小さく震えると、おっぱいが………。

小さな快楽の無限ループが終わらない。お腹の中に小さな快感がもたらす、熱い澱がどんどん溜まっていって、大きな疼きになっていった…。

逝きたい…。小さく腰をくねらせながら、沸き起こる本能を止められない。床から脚を離して、股縄に体重を乗せる。ピーンと引っ張られて伸びた乳首が、痛くて気持ちいい…。
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