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私は犬
第32章 我慢の限界*
筒の中で、クリトリスが、従来の倍以上の長さまで引っ張られて伸びている。注射筒はピッタリ密着したまま、クリトリスに根元から食い付いて、全く外れない。

身体が震えると筒も震えて、信じられない衝撃がクリトリスを襲う。助けて…。助けて。クリトリスもげちゃう…。股の下でパタパタと水が滴り落ちる音がした…。

「ハっ、ハっ、ハっ…。」

衝撃が強すぎて、苦し過ぎて、走り過ぎた犬みたいに浅い呼吸しか出来ない。

「真子、お前のその顔、スげぇ可愛い…。これ、弾いてやるからな…。壊れとけ…。」

有史さんは、そう言うと、クリトリスに食らいついたままの注射筒を、指先でピンと弾いた。

「がああぁぁぁぁっっづ…。」

吊り下げられたまま、衝撃で身体が跳ね回る。助けて…苦しい…。

「ションベン漏らす程気持ちいいか?可愛いなお前。ほら、またイけよ。」

「いぎゃああっあっあっ…。」

何度も何度も、クリトリスを筒ごと軽く弾かれ続けて、お漏らししながら、吊るされてのたうち回った。

「ヒッ、だず…ヒッげで…ヒッ…。」

叫びすぎて、横隔膜が痙攣して、言葉がうまく喋れない。

「これにションベンしたら、外してやる。」

有史さんはそう言って、目の前に金魚鉢みたいなワイングラスを差し出した。
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