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私は犬
第32章 我慢の限界*
「ションベン出来るだろ?」

「ヒハっ、ハっ、ハヒッ…。」

身体が震え過ぎて、言葉が出てこない…。有史さんは嬉しそうな顔で、おマンコにワイングラスの口を持って行く。途中、グラスが注射筒に当たって、パタパタと水滴が飛んだ。

「おい、ちゃんとグラスにしろ。溢すんじゃねぇっ。」

怒声と共に、注射筒が強く弾かれ、その衝撃で身体が、痙攣しながら後ろへ反っくり返った。

「ヒゃっ…ヒッ…ヒッ…。」

「真子、オシッコは?」

有史さんがグラスをおマンコに当てて、下腹部を優しく撫でる。

「オシッコ出そうな…。それともクリ弾くか?」

嫌だ…。クリトリスはやめて…。

「5、数えるぞ。5…4…3…2…。」

チョロチョロと、オシッコがグラスに落ちる音が部屋中に広がっていく。

有史さんは、薄金色のオシッコが注がれたグラスを、私の目の前に嬉しそうに掲げると

「真子はオシッコまで可愛いな…。」

と言った。そんな物、褒めないでよ…。そう言いたいのに、吃逆に邪魔されて言葉にならなかった。

「ご褒美だ。口開け。」

有史さんは甘いシェリーを口に含んで、私の唇に押し当てた。待って…こんな事をさせた癖に、あの注射筒は外してくれないの?
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