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私は犬
第33章 さよなら
堰を切ったように、身体の奥から熱い何かが溢れ出して、膣が、快感を1つも漏らすまいと蠢きながらおチンコにしがみついている。最奥に突き刺さる先端が、身体の芯部を侵食しながら甘く焦がしていった。

「ぁぁぁぁあーっくっ…。」

脚を絡めて、無茶苦茶に振りたくっていた腰が小さく痙攣し始めた。幸せな絶頂が来る…。おチンコがクリトリス裏を蕩かして……。

「……はック…出るッ。」

私に回された有史さんの手に力が入る。強くしがみつくかのように抱き付かれた時、おマンコの中のおチンコが、ビクビクッと跳ね飛んだ。

ぁぁ?もしかして、もう終わっちゃったの?私、まだ逝って無い……。しばらくして、呼吸を整え終わった有史さんが喋り出した。

「お前…イった?」

「逝って無い……。」

『ふーっ…。』有史さんは安心したみたいなため息を吐いて、横にドサッと身体を沈めた。久しぶりに逝きたかったのに、逝きそびれちゃった…。

「そんな顔してこっち見んな…。今日は女性はイっちゃ駄目なんだから、仕方ないだろ…。」

「……なんで女性はイっちゃいけないの?」

「あー…。宗教だ。俺の入ってる宗派は、次の月経予定日の14〜17日前にするセックスでは、女性は逝かない事が推奨されてる……。」
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