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カワリバンコ
第2章 舌
夫には、こんなに丁寧にされたことは、ありませんでした。
夫はキスさえも、おざなりでした。
それには理由がありました。
夫は、まだ子供が出来るまで、それなりに性交渉があったときも淡白でした。
夫にとってセックスとは“子供を作る為の行為”であって“楽しむ”とか“愛情
表現のひとつ”だとは思っていませんでした。
そそくさと挿入し、自分ひとりが一生懸命動き、私の中で射精し、終わりました。
私を“気持ち良くさせる”ことなど、考えてはいませんでした。
私は、もうひとつ夫に不満がありました。
夫はキスさえも、おざなりでした。
それには理由がありました。
夫は、まだ子供が出来るまで、それなりに性交渉があったときも淡白でした。
夫にとってセックスとは“子供を作る為の行為”であって“楽しむ”とか“愛情
表現のひとつ”だとは思っていませんでした。
そそくさと挿入し、自分ひとりが一生懸命動き、私の中で射精し、終わりました。
私を“気持ち良くさせる”ことなど、考えてはいませんでした。
私は、もうひとつ夫に不満がありました。