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背徳の迷宮
第2章 運命

トントン

「失礼致します。」


支配人はドアをノックして
扉をゆっくり開ける。

「ありがとう。」


支配人のスマートな振るまいにお礼を伝え
中に入ると


「潤!」

「お待たせしてすみません。兄さん。」


扉の真正面に背を向けて座っていた兄貴が
ノックの音にいち速く目線を変え俺に声をかけ
横に座っている婚約者が3テンポ遅れて振り向いてくる。


「は、初めまして!山本 景子です!」


緊張し過ぎて、立ち上がって直ぐに
自己紹介をして頭を下げている。


だけど、この声は聞いたことがある?


そんな風に考えている時だった。



「景子?早く頭を上げるんだ」


幸せそうな兄貴の優しい口調に
婚約者が顔を上げると、


「…!!!」


俺は、目を見開いてしまった。
目の前には伝説のイブが…

本当に?

頭の中ではあのDVD の淫らなイブと
目の前の景子に混乱する。
それと同時に…彼女に欲情もする。

理由は分からないが、背筋がぞくぞくする。

そんな、
俺の中で芽生えた感情に
ニヤリとした。



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