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背徳の迷宮
第1章 求婚
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「景子?なにか返事をくれないか?」
真吾にしたら長い時間だったみたいで、
我慢出来ずに私の答えを求めた。
「…イエス!宜しくお願いします!」
小さい声で第一声に出たのは、
なぜか英語風だった。
そんな情けない声を出しながら真吾に抱きついた。
「良かった…」
そんな、真吾が安堵したと同時に
周りにいた人達から祝福の声と拍手が響いた。
「あ!道路でプロポーズだったね!」
「あ!緊張で忘れてたよ…ごめん。」
お互い抱き締めたまま、微笑み合い、赤面しながら
その場から逃げ出す事にした。
その間、祝福の嵐は止まなかった。
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