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いとしい
第2章 まじる

そのあと
疲れ果てるまで
何度もお互いを貪って

いつの間にか眠ってた

優しさに包まれて
ぐっすり眠る
どこにも行きたくない
永遠にこの時間が続けばいい
時間が進むことだけが怖い

.......

「.....ミイ....ミイ..
起きて.....ミイ....」

頭を優しく撫でられていた
気持ちいい
大好きなルカの声で目を開ける
まだ彼の腕の中

「やっと起きた、おはよう」
「.....まだいやだ」
「一緒に朝ごはん作ろうか
っていってもトーストと卵くらいだけど」
「ルカ...おきたくな.....」
「ちょっと、こら、二度寝?!おきるよーー」

......すー...すー...

急にルカが私に貸してた腕を抜いて覆いかぶさってきた

「もっかい襲うぞ!こら!」
「.....!.....あ、うんおはよう!」
「この状態でなに寝ぼけてんだよ、笑」

そっと、すごく優しいキスをされる

「ルカ?」
「ん?」
「.....うんん、朝ごはん食べよ」

あたし、いますごい幸せ

このまま死んでもいい

そんなことを言おうとした、
なんだかわかんないけど泣きそうでやめた

「なんだよ、とりあえず早く服着ないと襲う」

そう言ってまたキスすると
ルカは自分のtシャツとスウェットを持ってきて
ポンとあたしの近くに置いてキッチンに向かう

起きて初めて布団の下の自分が真っ裸なことに気付いた
頬が熱くなる

サッと出て大きいtシャツとだぼだぼのスウェットを履く

ルカのにおい

思わずにやけてキッチンに向かった


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