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失恋キューピッド
第11章 転機

精一杯にらんでも、母は全く気にしていない様子…完全にあたしをおちょくって楽しんでる。
「それにしてもリナちゃんてスゴいわね。深之君も女の子を見る目がある…んだか、ないんだか」
『ない』のところで あたしを見たのは確信犯ね、お母さん?
「さっきから何なの、ケンカ売ってるわけ!?」
「だってカラダでオトしたとはいえ『カノジョ』っていう絶対的な立場を手にしながら、彼氏が悩んでるからって他の女にチャンスをくれるなんて普通だったら考えられないわよ?」
「そりゃそうだけど」
「とても中学生とは思えないわよね…親御さんが忙しくて弟さんの世話をずっとしていたらしいから、母性本能が豊かなのかしらね」
「それにしてもリナちゃんてスゴいわね。深之君も女の子を見る目がある…んだか、ないんだか」
『ない』のところで あたしを見たのは確信犯ね、お母さん?
「さっきから何なの、ケンカ売ってるわけ!?」
「だってカラダでオトしたとはいえ『カノジョ』っていう絶対的な立場を手にしながら、彼氏が悩んでるからって他の女にチャンスをくれるなんて普通だったら考えられないわよ?」
「そりゃそうだけど」
「とても中学生とは思えないわよね…親御さんが忙しくて弟さんの世話をずっとしていたらしいから、母性本能が豊かなのかしらね」

